取引先をエクスポートをする方法で一番簡単な方法はレポートから取得するやり方です。
本記事では、Salesforce内に入力してある取引先をレポートを用いてエクスポートする方法を解説します!
レポートを使用して取引先のエクスポートってどうやって実施するの?
以下の1~5の手順を進めていくことでレポートを使用して取引先のエクスポートをすることができます。
※取得したい条件の取引先などのレポートがない場合は作成することが必要です。
今回はレポートがある前提で解説を進めていきます。
1.レポートを開く
まず、Salesforceにログインしてエクスポートしたいレポートを開きます。
Salesforceのメニューから「レポート」タブをクリックし、エクスポートしたいレポートを選びます。
2.エクスポートオプションをクリックする
レポートが表示されたら、画面の右上にある「▼」アイコンをクリックします。
※「▼」アイコンは「アクション」メニューを開くためのものです。
「アクション」メニューが開いたら、「エクスポート」を選択します。
この操作で、エクスポートオプションのウィンドウが表示されます。
3.フォーマットを選択する
エクスポートオプションのウィンドウでは、エクスポートしたいフォーマットを選択します。
フォーマットは「フォーマット済みレポート」と「詳細のみ」を選択することができます。
3-1.フォーマット済みレポートとは?
Salesforceで表示されるレポートの見た目をそのままエクスポートしたものです。
具体的には、レポート内のデータの整列、色付け、グループ化など、レポートの視覚的なフォーマットを保持した状態でエクスポートすることができます。
- フォーマット済みレポートの特徴
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- 見た目がそのまま: Salesforce上で見たレポートの形式がそのままエクスポートされるため、視覚的に分かりやすい。
- 整形が不要: Excelなどで開いたときに、データを再度整形する手間が省けます。
- フォーマット保持: グループ化されたデータや色付けなどの視覚的な要素がそのまま保持されます。
- 注意点
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- ファイル形式: フォーマット済みレポートは主にExcel形式(.xlsx)でエクスポートされます。
- サイズ制限: レポートのデータ量が多い場合、エクスポートに時間がかかることがあります。
- 実際の使用方法
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例として、営業チームの月次報告書をエクスポートする場合、フォーマット済みレポートを選ぶと、Salesforceで作成したレポートの見た目をそのままExcelファイルにして他のメンバーと共有できます。
視覚的に見やすいので、他のメンバーも内容を理解しやすくなります。
3-2.詳細のみとは?
「詳細のみ」とは、レポート内のデータそのものだけをエクスポートする方法です。
このオプションを選ぶと、レポートの見た目(フォーマットやグループ化、色付けなど)は無視され、純粋なデータだけがエクスポートされます。
- 詳細のみの特徴
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- データのみ: レポートのデータそのものがエクスポートされます。視覚的なフォーマットは含まれません。
- シンプルな形式: エクスポートされたファイルはシンプルなテーブル形式になります。
- 再利用しやすい: シンプルなデータ形式なので、他のシステムへのインポートやデータ解析に適しています
- 使用できるファイル形式
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- CSV形式 (.csv): テキストファイルで、カンマで区切られたデータが含まれます。
- Excel形式 (.xls): Microsoft Excelで開くことができます。データを表形式で表示します。
- 注意点
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- 視覚的な要素は含まれない: フォーマットやグループ化などの視覚的な要素は含まれません。
- 実際の使用方法
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例として、データ分析チームがSalesforceのデータを使って独自の分析を行う場合、「詳細のみ」を選んでエクスポートします。
これにより、分析ツールやスプレッドシートソフトで簡単に取り扱えるシンプルなデータセットを取得することができ、他のシステムにデータを入れる場合やデータの加工をしてデータローダなどで一括で入力するためのデータを作成することなどができます。
4.エクスポートを実行
設定が完了したら、「エクスポート」をクリックします。
レポートのエクスポートが実行され、指定した形式でファイルがダウンロードされます。
5.ファイルを確認
ダウンロードされたファイルを開いて、内容が正しくエクスポートされているかを確認します。
これで取引先のデータのエクスポートは完了です。
まとめ|わかりやすい!Salesforceの取引先をエクスポートする方法
本記事では、Salesforceに入力してある取引先をレポートを用いてエクスポートする方法を解説しました。
以上がSalesforceでレポートをエクスポートする基本的な手順になります。
こちらの方法を応用すれば、取引先以外のデータも初心者の方でも、これに従って操作すれば簡単にレポートをエクスポートすることができます。