Salesforce用語豆知識:特殊な訳語を徹底紹介!

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Salesforceには、独特な用語がたくさんあります。
本記事では、一般的な訳し方と異なるものや英語特有の表現を使った Salesforce 用語を全てピックアップし、わかりやすく解説します。

これを読めば、あなたも Salesforce 用語マスターへの道を一気に駆け上がれること間違いなし!
技術者の皆さん、一緒に Salesforce用語を習得しましょう!

目次

一般的な日本語訳とは違う!ひとクセあるSalesforce用語

日本人には耳慣れないビジネス英語

Salesforce では、ビジネスコンテキストに合わせて独自の訳し方をしている用語がたくさんあります。例えば:

  • 取引先 = Account(一般的には「アカウント」だが、「得意先/顧客」の意味)
  • 取引先責任者 = Contact(一般的には「接触/接点」だが、「窓口」の意味)
  • 商談 = Opportunity(一般的には「機会」だが、「商談」の意味も)
  • 役職 = Title(一般的には「題名」だが、「肩書」の意味)
  • 金額 = Amount(一般的には「量」だが、会計的には「金額」の意味)
日本語で表示した場合

 

英語で表示した場合

これらの用語は、欧米のビジネスの現場で使われる意味に近い形で翻訳されています。
Salesforce を使う際は、この「ビジネス翻訳」を覚えておくと便利です!

意味は同じだけど、日英でちょっと違うSalesforce用語

直訳じゃない、でも意味は通じる

次に、日本語と英語で意味は同じでも、直訳になっていない用語をチェックしましょう:

  • ToDo = Task
  • フェーズ = Stage
  • アンケート = Survey
  • Chatter グループ = Collaboration Group1

これらの用語は、概念は同じでも単語の選択が少し異なります。例えば、「ToDo」は英語では「Task」ですが、どちらも「やるべきことリスト」を意味します。
「Chatter グループ」が「Collaboration Group」となっているのは、その機能(コミュニケーションの場)を強調しているんですね。

英語らしい表現を使った Salesforce 用語

ネイティブっぽい言い回しに注目!

Salesforce には英語特有の言い回しを使用している用語もあります:

  • リリース = Deploy/Deployment
  • 作成者 = Created By
  • 上司 = Reports To
  • ID = Identity2

これらの表現は、英語のビジネス用語やIT用語をそのまま採用しています。
「リリース」を「Deploy」と表現するのは、欧米のソフトウェア開発では一般的なことです。
「上司」を「Reports To」と表現するのも、組織構造をうまく表現していますね。

日本語と英語で単語の過不足があるSalesforce用語

足したり引いたり、言葉の妙

最後に、直訳に近いものの日本語と英語で単語の数が異なるSalesforce用語をご紹介します:

  • コンテンツ = Content Document3
  • ロール = User Role4
  • カスタム表示ラベル = Custom Labels

これらの用語は、日本語と英語で単語の過不足があります。例えば、「コンテンツ」は英語では「Content Document」とより具体的に表現されています。逆に「カスタム表示ラベル」は英語では「Custom Labels」とシンプルになっています。

まとめ:Salesforce 用語マスターへの道

Salesforce の用語は一見複雑に見えるかもしれませんが、その背景にはビジネスプロセスや技術的な理由があります。これらの用語の意味を理解し、使いこなすことで、Salesforce の利用がよりスムーズになり、効率的な業務が可能になります。

Salesforce の世界では、常に新しい概念や機能が登場します。
これからも新しい用語をキャッチアップし続けることが、Salesforce 技術者としての成長につながるでしょう。
一緒に Salesforce の言語を極めていきましょう!


  1. CollaborationGroupはSalesforceの裏側でグループを管理するオブジェクトです。一般ユーザが目にするタブでは「Groups」と表示されます。 ↩︎
  2. Identityは「Salesforce Identity」というSalesforceのId管理ツール名で使われています。「Salesforce Identity」は組織のユーザと外部のアプリケーションやサービスの接続、ユーザアプリケーションおよびユーザ認証の監視などを管理するサービスです。 ↩︎
  3. ContentDocumentはSalesforceのファイルを裏側で管理するオブジェクトの一つです。ファイルはほかにもContentVersion、ContentDocumentLinkなどの複数の非表示オブジェクトで構成されています。 ↩︎
  4. UserRoleはロールを管理するオブジェクトです。設定ページでは「Role」と表示されています。 ↩︎
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